薬物による治療の特徴

女性

治療と再発を予防する対策

うつ病を治すために病院が行っている治療として、一般的なのが抗うつ薬といった薬を処方する薬物治療です。日本では20種類以上の抗うつ薬が使われていると言われており、うつ病の種類や症状などによって使分けされています。この病気は気分が落ち込みやすいのが特徴で、気分の落ち込みや憂うつ感を軽減し、気持ちを明るくする気分明朗化作用のある抗うつ薬が処方されています。また思考力や行動力低下を改善する意欲亢進作用のある薬、不安感や焦燥感を取り除く鎮静・抗不安作用の抗うつ薬もメインとして使われる薬です。抗うつ薬は服用してすぐに効き目が現れるような薬ではなく、飲み始めてから約1週間から2週間ほどで効果が感じられるようになります。治療を開始してすぐに薬の効き目が感じられなくても、焦らず根気よく薬の服用を続けるということが大切です。また、抗うつ薬を服用したら一生飲み続けなければいけないのではと、不安を感じる人も少なくないようです。寛解といってうつ病の症状が特に無く、元の生活に戻れるようになったら薬の処方をストップするのが一般的と言われています。寛解したら抗うつ薬の服用をしなくても良くなるので、一生薬を飲み続けなければいけないという心配はありません。うつ病は症状が軽いうちに治療を始めたら約1ヶ月から3ヶ月程度で、症状が回復する人が多いと言われています。しかし、一旦は症状が良くなっても50%から80%という確率で再発してしまうというデータもあり、油断はできない病気です。うつ病を再発させないために大切なことは、「医師の指示を必ず守って治療を行う」という点が挙げられます。この治療では抗うつ薬を服用するのが一般的ですが、患者さんの中には症状が軽くなると勝手に薬を飲むのをストップしてしまう人もいるようです。自己判断で薬の量を減らしたり服薬自体を辞めたりしてしまうことの無いよう、決められた期間は内服を続ける必要があります。そして、抗うつ薬での治療が1度終わった後も無理をせず過ごし、もし少しでもうつ病のような症状を感じたら医師に相談しましょう。気持ちが落ち込む・食欲が出ないといったうつ病の症状を見過ごさず、再発のサインをキャッチすることが予防のために重要です。うつ病の発症はストレスが大きく関わっているとも言われているので、ストレスを溜めないということも再発するのを予防するのに繋がります。

Copyright© 2018 うつ病になる可能性は誰にでも【うつ病の診断のためには要因を把握】 All Rights Reserved.